烏団扇(読み)からすうちわ

精選版 日本国語大辞典 「烏団扇」の意味・読み・例文・類語

からす‐うちわ‥うちは【烏団扇】

  1. 〘 名詞 〙 烏の絵のついたうちわ。東京都府中市の大国魂神社では、七月(もと六月)二〇日の李(すもも)祭に、これを参詣人にくばる。これで田をあおぐと虫がつかないという。また、門口につけて門守(かどまもり)にする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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