七月(読み)シチガツ

デジタル大辞泉 「七月」の意味・読み・例文・類語

しち‐がつ〔‐グワツ〕【七月】

一年の7番目の月。文月ふみづき・ふづき 夏》「―の青嶺あをねまぢかく鎔鉱炉/誓子
[類語]文月ふづき文月ふみづき七夕月たなばたづき文披月ふみひらきづき女郎花月おみなえしづき蘭月らんげつ夷則いそく初秋しょしゅう新秋しんしゅう孟秋もうしゅうさる

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精選版 日本国語大辞典 「七月」の意味・読み・例文・類語

しち‐がつ‥グヮツ【七月】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一年の第七番目の月。陰暦では秋。文月(ふみづき)。ふづき。しちがち。《 季語・夏(陰暦では秋) 》 〔易林本節用集(1597)〕
    1. [初出の実例]「七月(シチグヮツ)青嶺(あをね)まぢかく熔鉱炉」(出典凍港(1932)〈山口誓子〉)
  3. ( 陰暦七月一五日が盂蘭盆にあたるところから ) 盆の節供
    1. [初出の実例]「御抜(はらい)ども越(を)あてつけ、七月には淋しがらしておこと、さてもさてもむごひ物語」(出典:浮世草子好色二代男(1684)三)

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