焚番(読み)たきばん

精選版 日本国語大辞典 「焚番」の意味・読み・例文・類語

たき‐ばん【焚番】

  1. 〘 名詞 〙 浴場などのかまの火をたく者。
    1. [初出の実例]「大概何所の湯やでも、あがり番と焚番(タキバン)は毎日代り合ふ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android