精選版 日本国語大辞典 「無下無い」の意味・読み・例文・類語
むげ‐な・い【無下無】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]むげな・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「ない」は接尾語 ) 偏屈である。かたくなである。また、思いやりがない。冷酷である。すげない。- [初出の実例]「むげなくもみや人は、いはやの内におし入て、戸をあらけなくも、たてをきけり」(出典:御伽草子・法妙童子(室町時代物語集所収)(室町末))
無下無いの派生語
むげな‐さ- 〘 名詞 〙
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...