無人店舗(読み)むじんてんぽ

知恵蔵mini 「無人店舗」の解説

無人店舗

店員を置かずに運営する小売店舗。客がセルフレジを利用する形態ほか、店内のカメラとAI技術によって客や客が手に取った商品を認識し、商品を持って店を出ると決済が行われる形態もある。会計にかかる時間が減るほか、経営側にとっては省人化によって人件費を削減できるというメリットがある。2018年1月、米アマゾン社が同国のシアトルに無人コンビニエンスストア「Amazon GO」を開業したほか、中国でも無人店舗の開業が相次いでいる。日本では17年11月よりJR東日本がAIを活用した無人コンビニエンスストアの実証実験を行っているほか、株式会社トライアルカンパニーが18年12月より福岡県大野城市で夜間無人の小売店を開業するなど、徐々に広まりをみせている。

(2018-12-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android