無僕(読み)むぼく

精選版 日本国語大辞典 「無僕」の意味・読み・例文・類語

む‐ぼく【無僕】

  1. 〘 名詞 〙 下男を連れていないこと。供のいないこと。また、下男をかかえていないこと。
    1. [初出の実例]「武士は綺羅を本としてつとむる身なれば、たとへ無僕(ムボク)のさふらひまでも、風義常にしておもはしからず」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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