無太郎(読み)むたろう

精選版 日本国語大辞典 「無太郎」の意味・読み・例文・類語

む‐たろう‥タラウ【無太郎】

  1. 〘 名詞 〙 香で、一つもききあてられないこと、また、その人を人名めかしていう。転じて、無風流な人。
    1. [初出の実例]「無太郎を楼より下駄ておろす也〈井車〉 皆裲襠(うちかけ)を芥子崩れ初〈梅門〉」(出典:俳諧・月の月(1740))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む