無尾目(読み)むびもく

精選版 日本国語大辞典 「無尾目」の意味・読み・例文・類語

むび‐もく【無尾目】

  1. 〘 名詞 〙 脊椎動物門両生綱の一目。蛙類の総称。からだは頭部胴部からなり、尾部はない。多くは、後肢がよく発達し跳躍する。昆虫その他の小動物捕食幼生オタマジャクシで変態する。淡水・陸上に生活する。無尾類

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の無尾目の言及

【カエル(蛙)】より

…無尾目Anuraに属する両生類の総称で,成体は完全に変態し幼生(いわゆるオタマジャクシ)とは形態を異にする。英名は一般にはfrogであるが,ヒキガエルのような外観のものをtoadと呼ぶことが多い。…

※「無尾目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む