無恥厚顔(読み)むちこうがん

四字熟語を知る辞典 「無恥厚顔」の解説

無恥厚顔

あつかましく、恥を恥と思わないこと。つらの皮があつく、恥を知らないこと。また、そのさま。厚顔無恥

[使用例] しかし「私」は無恥厚顔であり、何事もなしうる無感覚にめぐまれていた[武田泰淳*「愛」のかたち|1948]

[使用例] 数日で私は子円がいやになった。卑屈で無恥厚顔な個所がはっきり目についたのである[立原正秋*冬のかたみに|1975]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む