無発酵パン(読み)むはっこうパン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無発酵パン」の意味・わかりやすい解説

無発酵パン
むはっこうパン

酵母 (イースト菌) によらず,化学膨張剤によってふくらますパン。発酵時間がいらないので,工程が短縮されて有利であるが,発酵パンに比べて,香りと味とに難点がある。ビスケット,蒸しパン,カステラ,甘食なども,重曹炭酸アンモニウム,重酒石酸カリなど,加熱によって,炭酸ガスやアンモニアガスを発生するものを利用してふくらますので,無発酵パンの一種といえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む