無発酵パン(読み)むはっこうパン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無発酵パン」の意味・わかりやすい解説

無発酵パン
むはっこうパン

酵母 (イースト菌) によらず,化学膨張剤によってふくらますパン。発酵時間がいらないので,工程が短縮されて有利であるが,発酵パンに比べて,香りと味とに難点がある。ビスケット,蒸しパン,カステラ,甘食なども,重曹炭酸アンモニウム,重酒石酸カリなど,加熱によって,炭酸ガスやアンモニアガスを発生するものを利用してふくらますので,無発酵パンの一種といえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む