無相離念(読み)ムソウリネン

デジタル大辞泉 「無相離念」の意味・読み・例文・類語

むそう‐りねん〔ムサウ‐〕【無相離念】

仏語。一切の念慮・妄念を離れること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「無相離念」の意味・読み・例文・類語

むそう‐りねんムサウ‥【無相離念】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。真理そのものを正しく観察し、それに契合して、あらゆる思慮分別を離れること。
    1. [初出の実例]「何況無相離念誠難獲」(出典教行信証(1224)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android