焦気味(読み)じれぎみ

精選版 日本国語大辞典 「焦気味」の意味・読み・例文・類語

じれ‐ぎみ【焦気味】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 思いどおりにならなかったり待ちくたびれたりして、少しいらだっている感じであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「お鉄は少し焦(ジ)れ気味(キミ)で、『姉さんてば』と力を入れて呼ぶと」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上)

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