焦点移動(読み)ショウテンイドウ

デジタル大辞泉 「焦点移動」の意味・読み・例文・類語

しょうてん‐いどう〔セウテン‐〕【焦点移動】

カメラピント位置がずれてしまうこと。ピントを合わせた後に絞りを変えたり、ズームレンズ焦点距離を変えたりすると生じることがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「焦点移動」の解説

焦点移動

 ピントを合わせたあとに、絞り値を変えると、ピント位置がズレてしまうことがあるが、これが焦点移動のひとつである。原因球面収差があることだ。また、ズームレンズでも、いったんピントを合わせて、焦点距離を変えるとピント位置がズレてしまうのも焦点移動と呼ぶ。これも収差が変動するためである。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android