然るは(読み)サルハ

デジタル大辞泉 「然るは」の意味・読み・例文・類語

さる‐は【然るは】

[接](前に述べた内容を受けて、さらに説明を加えるときに用いる)
それは。それというのも、実は。
「いとあはれにかなしう侍るなり。―、おのれがむすめとも申さじ、いみじううつくしげに侍るなり」〈宇治拾遺・一〇〉
それがしかも。そのうえ。
「聞き伝ふるばかりの末々は、哀れとやは思ふ。―、跡とふわざも絶えぬれば」〈徒然・三〇〉
そうではあるが、実は。しかし、実のところ。
「―、かしこにこそよき物は侍らめ」〈宇津保・忠こそ〉

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