焼きばめ(読み)やきばめ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「焼きばめ」の意味・わかりやすい解説

焼きばめ
やきばめ / 焼嵌

嵌合(はめあい)の一種。軸と軸受穴の相対的大小関係において「しめしろ」を生ずる組合せにして軸受を加熱し膨張させ、それに軸をはめ、冷却後固着状態にすること。軸受穴は加熱により拡張するが、その際はめられた軸により冷却時の自由収縮が妨げられ、軸受は引張り、軸は圧縮のひずみを受け、それに応じた応力内部に発生し、固着状態となる。

[志村宗昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む