日本大百科全書(ニッポニカ) 「焼きばめ」の意味・わかりやすい解説 焼きばめやきばめ / 焼嵌 嵌合(はめあい)の一種。軸と軸受穴の相対的大小関係において「しめしろ」を生ずる組合せにして軸受を加熱し膨張させ、それに軸をはめ、冷却後固着状態にすること。軸受穴は加熱により拡張するが、その際はめられた軸により冷却時の自由収縮が妨げられ、軸受は引張り、軸は圧縮のひずみを受け、それに応じた応力を内部に発生し、固着状態となる。[志村宗昭] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例