焼け失せる(読み)ヤケウセル

デジタル大辞泉 「焼け失せる」の意味・読み・例文・類語

やけ‐う・せる【焼け失せる】

[動サ下一][文]やけう・す[サ下二]焼けてすっかりなくなる。焼失する。「跡形もなく―・せる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焼け失せる」の意味・読み・例文・類語

やけ‐う・せる【焼失】

  1. 〘 自動詞 サ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]やけう・す 〘 自動詞 サ行下二段活用 〙 焼けて跡形もなくなる。焼失する。
    1. [初出の実例]「応天門及東西楼に有火灾て皆悉焼失ぬ」(出典日本三代実録‐貞観八年(866)八月一八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android