焼太刀(読み)やきだち

精選版 日本国語大辞典 「焼太刀」の意味・読み・例文・類語

やき‐だち【焼太刀】

〘名〙 (古くは「やきたち」) 鍛えて打ちあげてから加熱して、ぬるま湯で冷却して堅くした太刀
万葉(8C後)六・九八九「焼刀(やきたち)の稜(かど)打ち放ち大夫(ますらを)の祷(ほ)く豊御酒(みき)にわれ酔ひにけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android