煙室(読み)エンシツ

精選版 日本国語大辞典 「煙室」の意味・読み・例文・類語

えん‐しつ【煙室】

  1. 〘 名詞 〙 煙管ボイラーで、燃焼した煙をいったん集めて、煙突へ導き出す部分。
    1. [初出の実例]「各烟突は烟道を以て之を連絡し烟室を設けて亜砒酸及烟煤を凝結降沈せしめ且硫酸製造」(出典:風俗画報‐二三四号(1901)予防工事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android