煙管ボイラー(読み)エンカンボイラー

デジタル大辞泉 「煙管ボイラー」の意味・読み・例文・類語

えんかん‐ボイラー〔エンクワン‐〕【煙管ボイラー】

ボイラーの胴内の水中多数の管を配置し、その管の中に高温の燃焼ガスを通して水を加熱し、蒸気を発生させる方式のボイラー。

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精選版 日本国語大辞典 「煙管ボイラー」の意味・読み・例文・類語

えんかん‐ボイラーエンクヮン‥【煙管ボイラー】

  1. 〘 名詞 〙 ( ボイラーは[英語] boiler ) 内部を熱ガスが通る管(煙管)を多数置き、その外側に水を流して、水の加熱を行なうボイラー。

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世界大百科事典(旧版)内の煙管ボイラーの言及

【ボイラー】より

火力発電蒸気機関蒸気原動所蒸気タービン
[種類]
 ボイラーはボイラー本体の構造から丸ボイラーと水管ボイラーとに分類される。(1)丸ボイラー 丸ボイラーは径の大きいドラムを主体として,その内部に伝熱面をおさめたもので,炉筒ボイラー,煙管ボイラー,炉筒煙管ボイラー,ドラムの主軸が鉛直におかれた立てボイラーなどがこれに属する。炉筒ボイラーは図1-aのようにドラムを貫いてかなり径の大きい筒(炉筒)を設けたもので,炉筒が1本のものをコルニッシュ・ボイラーといい,これが2本あるものをランカシャー・ボイラーという。…

※「煙管ボイラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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