照左豆(読み)てるさつ

精選版 日本国語大辞典 「照左豆」の意味・読み・例文・類語

てる‐さつ【照左豆】

〘名〙 語義未詳。
万葉(8C後)七・一三二六「照左豆(てるサツ)が手に巻き古す玉もがもその緒は替へて我が玉にせむ」
[補注](1)語義については諸説ある。「てる」は美称、「さつ」は猟人の意で、夜狩猟をする人、「てる」は輝く玉、「さつ」は売る人で、玉商人など。
(2)挙例は「てりさつ」と訓む説もある。

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