煽戸(読み)あおりど

精選版 日本国語大辞典 「煽戸」の意味・読み・例文・類語

あおり‐どあふり‥【煽戸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 風にあおられて、ばたばたする戸をいう。
    1. [初出の実例]「〈本〉安不利止(アフリド)や檜張戸(ひはりど) 〈末〉檜張戸や安不利止(アフリド)」(出典神楽歌(9C後)早歌)
  3. 戸の上部鴨居とを結び、外側に押し上げて開くようにした戸。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む