煽死(読み)あおちじに

精選版 日本国語大辞典 「煽死」の意味・読み・例文・類語

あおち‐じにあふち‥【煽死】

  1. 〘 名詞 〙 手足をばたばたさせ、身をもがいて死ぬこと。もだえじに。
    1. [初出の実例]「火炎(くゑん)は却って葉隠れたる、かたきの上に燃へかかり、一騎ものがれぬあおちじに」(出典:浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑(1720)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android