日本歴史地名大系 「熊谷町」の解説 熊谷町くまがいちよう 山口県:萩市萩城下熊谷町[現在地名]萩市大字熊谷町上五間(かみごけん)町の北に続く町人町。町名は熊谷常味という商人が居住していたことに由来するという(萩諸町之旧記草案)。宝暦元年(一七五一)の萩大絵図別冊文書によれば、町の長さ三九八間、家数一五四、うち本軒一九、店借一三二、貸家三でほかに蔵が八ヵ所あった。明治一八年(一八八五)の「山口県地誌稿」では町の幅東西一町三〇間、南北二町九間一尺。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by