熊野伝三郎(読み)クマノデンザブロウ

デジタル大辞泉 「熊野伝三郎」の意味・読み・例文・類語

くまの‐でんざぶろう〔‐デンザブラウ〕【熊野伝三郎】

江戸後期の大道商人熊皮の袖無しを着て、熊の脂から作ったという膏薬を売った。生没年未詳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「熊野伝三郎」の意味・読み・例文・類語

くまの‐でんざぶろう【熊野伝三郎】

  1. 江戸時代、文政年間(一八一八‐三〇)に打ち身切り傷腫物(はれもの)の薬である熊の膏(あぶら)を売って有名であった行商人の名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android