腫物(読み)シュモツ

デジタル大辞泉 「腫物」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐もつ【腫物】

はれもの。できもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腫物」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐もつ【腫物】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚一部分がはれて、中にうみなどをもったもの。はれもの。できもの。かさ。ふきでもの。しゅもの。
    1. [初出の実例]「正世針宮御腫物、膿汁一斗許出」(出典権記‐長保四年(1002)五月六日)

はれ‐もの【腫物】

  1. 〘 名詞 〙 炎症によって皮膚の一部がはれてうみなどをもったもの。できもの。しゅもつ。
    1. [初出の実例]「熟める癰(ハレ)ものは壊るること則ち易し」(出典:聖語蔵本成実論天長五年点(828)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「腫物」の読み・字形・画数・意味

【腫物】しようぶつ

腫瘍

字通「腫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android