行商人(読み)ギョウショウニン

デジタル大辞泉 「行商人」の意味・読み・例文・類語

ぎょうしょう‐にん〔ギヤウシヤウ‐〕【行商人】

行商してまわる商人
[補説]作品名別項。→行商人
[類語]物売りセールスマン御用聞き

ぎょうしょうにん【行商人】[絵画]

原題、〈オランダDe marskramerボッシュ絵画。板に油彩。直径65センチの円形の作品。売春宿を背景に、行商人または放浪者と見なされる貧しい身なりの男が歩く姿を描く。ロッテルダム、ボイマンス美術館所蔵。

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精選版 日本国語大辞典 「行商人」の意味・読み・例文・類語

ぎょうしょう‐にんギャウシャウ‥【行商人】

  1. 〘 名詞 〙 商品を持って売り歩く商人。こうしょうにん。
    1. [初出の実例]「行商人取締規則を設け届出づべし」(出典:朝野新聞‐明治一九年(1886)四月八日)

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旺文社日本史事典 三訂版 「行商人」の解説

行商人
ぎょうしょうにん

店舗を持たず,買い手を訪問して売り歩く商人
古代から存在し,中世には座を結成して遠隔地行商に従った。近世以降は店舗商業および商品輸送組織の発展に伴い,その意義を減じたが,近江商人,富山の売薬商人は有名。

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世界大百科事典(旧版)内の行商人の言及

【行商】より

…商品をもち歩き小売する商業,またその人(行商人)。市や商店の利用が未発達な時代や地方に行われてきた。…

※「行商人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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