熱火子に払う(読み)アツビコニハラウ

大辞林 第三版の解説

あつびこにはらう【熱火子に払う】

ほのおが自分を襲った時には、愛する子の方へでもかまわずに払いのける。人間の利己心の醜さのたとえ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

あつび【熱火】 子(こ)に=払(はら)う[=かく]

火に焼かれるときは炎を最愛のわが子の方にさえ払って熱さを逃れる。危急の場合には極端な利己心が現われることをいうたとえ。
俳諧・犬筑波集(1532頃)冬「あつ火をばげに子にかくる火榻哉」

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