熱硬化性(読み)ネツコウカセイ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「熱硬化性」の意味・読み・例文・類語

ねつこうか‐せいネツカウクヮ‥【熱硬化性】

  1. 〘 名詞 〙 加熱すると硬化する性質。特に低分子の重合体を加熱すると重合度が増加し、大きな力を加えても変形しなくなる性質。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の熱硬化性の言及

【熱硬化性樹脂】より

…合成樹脂をその化学構造に基づいて大別したときの一つ。熱硬化性,すなわち一度加熱して硬化させるともはや軟化せず,どんな溶媒にも溶けなくなる特性をもつ樹脂の総称で,熱可塑性樹脂に対する。一般に成形は1回しか行えない。…

※「熱硬化性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む