最新 地学事典 「燐酸団塊」の解説
りんさんだんかい
燐酸団塊
phosphate nodule
続成作用によって,種々の形に固化した堆積起原のリン酸カルシウム。りん灰土団塊(phosphorite nodule)とも。通常P2O5が15~20%以上に達する。主成分鉱物はりん灰石と類似のものであるが,フッ素りん灰石と炭酸塩の混合物であることが多い。南アフリカ沖200~300m水深の大陸斜面上部で発見されたのが最初。アフリカ西海岸,北大西洋沿岸,南米太平洋沿岸,ニュージーランド南東部のチェイタム・ライズなどが有名な産出海域。他に中部太平洋海山群にも産出する。
執筆者:中尾 征三
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

