主成分鉱物(読み)しゅせいぶんこうぶつ(その他表記)principal mineral

最新 地学事典 「主成分鉱物」の解説

しゅせいぶんこうぶつ
主成分鉱物

major constituent mineral

造岩鉱物のうち体積分率の高い鉱物。あるいはその総和全岩化学組成に近似できる鉱物。主成分鉱物の体積分率は完晶質火成岩分類基準である。変成岩の主成分鉱物の種類は,全岩化学組成だけでなく形成時の温度圧力条件によっても変化する。この違いは,共生関係をACF, AKF, AFM図など,過剰相から投影した3成分系の表示で判別することができる。さらに共生関係の違いを記述する反応式から,温度圧力の相対的傾向を知ることもできる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「主成分鉱物」の意味・わかりやすい解説

主成分鉱物
しゅせいぶんこうぶつ
principal mineral

火成岩の造岩鉱物のなかで,比較的多量に含まれ,その岩石を特徴づける鉱物。たとえば火成岩の主成分鉱物は,石英,長石類,雲母角閃石輝石,橄欖石で種類が少い。本質鉱物はこれとほぼ同義語であるが,火成岩を分類,命名するときの基準になる鉱物に限定して用いる。

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