爛らかす(読み)ただらかす

精選版 日本国語大辞典 「爛らかす」の意味・読み・例文・類語

ただら‐か・す【爛かす】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「かす」は接尾語 ) ただれるようにする。ただれさせる。ただらす。
    1. [初出の実例]「爛蒸は、むしすごいてたたらかしたぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃)七)
    2. 「西方にはあかきあり、さうの如く、その土人をたたらかす」(出典:歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)三立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android