爪を立てる(読み)つめをたてる

精選版 日本国語大辞典 「爪を立てる」の意味・読み・例文・類語

つめ【爪】 を 立(た)てる

  1. 爪の先を当ててひっかく。
    1. [初出の実例]「つめを立てて、何処も彼処も掻いて掻いてかきたくり、ひりひりさせて」(出典:浄瑠璃・孕常盤(1710頃)四)
  2. 逆らう。抵抗する。
    1. [初出の実例]「那羅延天の大多力なるも之に敵し難く、天竜八部も爪を立て得ず」(出典:新浦島(1895)〈幸田露伴〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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