精選版 日本国語大辞典 「爪判」の意味・読み・例文・類語 つめ‐ばん【爪判】 〘 名詞 〙① =つめいん(爪印)①[初出の実例]「かへり手形爪判してや天津雁〈可躍〉」(出典:俳諧・富士石(1679)一)② =つめいん(爪印)②〔牢獄秘録(江戸中)(古事類苑・法律六〇)〕③ 比喩的に、爪を立てたり、爪でひっかいたりしたあと。[初出の実例]「きっとよと爪判を押す肩の先」(出典:雑俳・柳多留‐四六(1808)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の爪判の言及 【爪印】より …爪痕(あと)を印としたもの。爪判(そうはん),〈そういん〉ともいう。紀元前8世紀のメソポタミア楔形(くさびがた)文字の粘土版に見える。… ※「爪判」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by