片五十騎町(読み)かたごじつきまち

日本歴史地名大系 「片五十騎町」の解説

片五十騎町
かたごじつきまち

[現在地名]米沢市まつさき一―二丁目

土手どてうちから三の丸堀を隔て西に位置する上級家臣屋敷町。堀沿いの南北の道の西片側町で、「おもて町」とも称した(米沢雑事記)。享保一〇年(一七二五)の城下書上によれば町の長さ五町二間・道幅三間・屋敷数二一、ほかに五十騎町と結ぶ長さ四五間・道幅九尺の南横町直峯のみね町と結ぶ長さ一町五〇間半・道幅二間・屋敷数三の中横町、五十騎町西裏にしうら(同町袋町)と結ぶ長さ一町六間・道幅一間・屋敷数四の北ノ横町があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android