片割る(読み)かたわる

精選版 日本国語大辞典 「片割る」の意味・読み・例文・類語

かた‐わ・る【片割】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 いくつかに割れる。また、片割れ月となる。
    1. [初出の実例]「天の川瀬々の岩間やしげからん、流るる月のかたわれにける」(出典:出観集(1170‐75頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android