片割れ月(読み)カタワレヅキ

デジタル大辞泉 「片割れ月」の意味・読み・例文・類語

かたわれ‐づき【片割れ月】

半分またはそれ以上欠けている月。
「十日頃の―が白くかかっている」〈荷風・見果てぬ夢〉
[補説]書名別項。→片われ月

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片割れ月」の意味・読み・例文・類語

かたわれ‐づき【片割月】

  1. 〘 名詞 〙 半分またはそれ以上欠けた月。半月弓張り月弦月。かたわれ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「逢ふ事はかたわれ月の雲隠れおぼろげにやは人の恋しき〈よみ人しらず〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)恋三・七八四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む