日本歴史地名大系 「片平町」の解説 片平町かたひらちよう 長崎県:下県郡厳原町府中城下片平町[現在地名]厳原町天道茂(てんどうしげ) 片平天道茂町の市(いち)ヶ峰の東側にあった片側町。古くは扇原(おうぎばる)と称された。北は宝泉寺(ほうせんじ)前、南は元以酊庵(もといていあん)道に通じる。東手にあった水田は文禄年間(一五九二―九六)に埋められ、醴泉(れいせん)寺・天沢(てんたく)寺・以酊庵などが建立され、寛文二年(一六六二)市ヶ峰の鞍部を掘切って笠淵(かさぶち)より当町に通じる新道が開かれた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by