デジタル大辞泉 「片待つ」の意味・読み・例文・類語 かた‐ま・つ【片待つ】 [動タ四]ひたすら待つ。「妹に逢あふとき―・つとひさかたの天の河原に月ぞ経にける」〈万・二〇九三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「片待つ」の意味・読み・例文・類語 かた‐ま・つ【片待】 〘 他動詞 タ行四段活用 〙 ( 一方の者がその相手を待つ意から ) ひたすら待つ。一心に待つ。[初出の実例]「鶯は今は鳴かむと可多麻氐(カタマテ)ば霞たなびき月は経につつ」(出典:万葉集(8C後)一七・四〇三〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例