片目が明く(読み)カタメガアク

デジタル大辞泉 「片目が明く」の意味・読み・例文・類語

片目かため・く

相撲で、2日目以後に初めて勝ち星をあげる。また一般に、スポーツなどで、負けつづけてやっと1勝をあげる。
文字少し読める。
「ただ読めかし、と言ふ。いかでか、片目もあきつかうまつらでは、と言へば」〈・三一四〉

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関連語 枕草子 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「片目が明く」の意味・読み・例文・類語

かため【片目】 が 明(あ)

  1. 文字を少しは読むことができる。少しばかり文字がわかる。
    1. [初出の実例]「『ただ読めかし』と言ふ。『いかでか。かためもあきつかうまつらでは』と言へば」(出典:枕草子(10C終)三一四)
  2. 相撲で、二日目以後に初めて勝ち、白星を得る。また一般に、スポーツなどで、やっと一つ勝ちを得る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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