片目が明く(読み)かためがあく

精選版 日本国語大辞典 「片目が明く」の意味・読み・例文・類語

かため【片目】 が 明(あ)

文字少しは読むことができる。少しばかり文字がわかる。
※枕(10C終)三一四「『ただ読めかし』と言ふ。『いかでか。かためもあきつかうまつらでは』と言へば」
相撲で、二日目以後に初めて勝ち、白星を得る。また一般に、スポーツなどで、やっと一つ勝ちを得る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「片目が明く」の意味・読み・例文・類語

片目かため・く

相撲で、2日目以後に初めて勝ち星をあげる。また一般に、スポーツなどで、負けつづけてやっと1勝をあげる。
文字を少し読める。
「ただ読めかし、と言ふ。いかでか、片目もあきつかうまつらでは、と言へば」〈・三一四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android