片眉(読み)かたまゆ

精選版 日本国語大辞典 「片眉」の意味・読み・例文・類語

かた‐まゆ【片眉】

  1. 〘 名詞 〙 片方の眉。眉の片一方
    1. [初出の実例]「光みつもちの面影いつなれやかたまゆ残す有明の月〈鴨長明〉」(出典:正治二度百首(1200)月)
    2. 「宮子は頭を垂れた甲谷の首の上から、片眉を吊り上げた」(出典:上海(1928‐31)〈横光利一〉二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む