片篭手(読み)かたこて

精選版 日本国語大辞典 「片篭手」の意味・読み・例文・類語

かた‐こて【片籠手・片小手】

  1. 〘 名詞 〙 軍陣にのぞみ、射向(いむけ)の左の手だけに小手を着けること。多く、合戦の際、きき腕(右手)の自由が妨げられないように、右腕には着けない。
    1. [初出の実例]「片小手(カタコテ)に腹当して、諸具足したる中間五百余人」(出典太平記(14C後)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む