牛太夫(読み)うしだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牛太夫」の解説

牛太夫 うしだゆう

?-? 室町時代の能役者ワキ方。
応永29年(1422)音阿弥の後見として名がみえる観世座付の脇役者「牛入道」とも,近江(おうみ)猿楽日吉(ひえ)座の脇役者「牛熊」のことともいわれる。笛の名手だったともつたえられている。舞台で洟(はな)をかんでから演技をはじめたというエピソードがのこされている。法名は牛阿。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む