牛込多聞院門前(読み)うしごめたもんいんもんぜん

日本歴史地名大系 「牛込多聞院門前」の解説

牛込多聞院門前
うしごめたもんいんもんぜん

[現在地名]新宿区弁天町べんてんちよう

七軒寺しちけんてら町の通り(現外苑東通)を隔てて牛込弁財天うしごめべんざいてん町の南東に位置する。寛永一二年(一六三五)に替地として当地を拝領した多聞院の境内西側に成立した門前町屋。門前町屋となった年代は不明だが、延享二年(一七四五)に町奉行支配となった。宝暦年中(一七五一―六四)に類焼し、のち先規のとおりに家作を許された。町屋は門から南が南北表間口三間・東西裏行三間余、門から北は南北表間口二四間余・東西裏行五間(いずれも田舎間)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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