牛込成就院門前(読み)うしごめじようじゆいんもんぜん

日本歴史地名大系 「牛込成就院門前」の解説

牛込成就院門前
うしごめじようじゆいんもんぜん

[現在地名]新宿区筑土八幡町つくどはちまんちよう

牛込無量寺うしごめむりようじ門前の東に位置し、築土つくど(津久戸・津久土)明神別当である成就院の境内北側に成立した門前町屋。町屋東西の表間口が二五間、南北裏行は一二間。北と東は武家地。元和二年(一六一六)牛込御門内にあった築土明神が、当地に移転した際、社地のうち三〇〇坪を門前町屋とすることを願出たことが当町の始まりで、延享二年(一七四五)町奉行支配となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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