牛込等覚寺門前(読み)うしごめとうがくじもんぜん

日本歴史地名大系 「牛込等覚寺門前」の解説

牛込等覚寺門前
うしごめとうがくじもんぜん

[現在地名]新宿区赤城元町あかぎもとまち

赤城明神(現赤城神社)境内に成立した門前町屋。町名は同明神別当寺の等覚寺に由来。寛永一六年(一六三九)に起立し、延享二年(一七四五)町奉行支配となった。文政一〇年(一八二七)の家数一三二、うち家持一四・家主八・地借一〇・店借一〇〇。自身番屋と火の番屋は町内にはなく、月行事宅で勤め、火の見については、他七ヵ所組合と牛込水道うしごめすいどう町で打継いでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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