物惜(読み)ものおしみ

精選版 日本国語大辞典 「物惜」の意味・読み・例文・類語

もの‐おしみ‥をしみ【物惜】

  1. 〘 名詞 〙 物を惜しむこと。物を使用したり人に物を貸したり与えたりすることを惜しむこと。吝嗇(りんしょく)。けち。
    1. [初出の実例]「いやしくものをしみせさせ給ふ宮とて、〈略〉まだおろしの御衣一つ賜はらず」(出典:枕草子(10C終)二七八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む