物流バーコード(読み)ぶつりゅうバーコード

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「物流バーコード」の意味・わかりやすい解説

物流バーコード
ぶつりゅうバーコード

コンピュータによる仕分けや在庫管理検品の迅速化で物流効率化をはかるために荷物段ボール箱に添付するバーコード。 1987年に世界標準の物流バーコードである ITFコードが JIS化されて普及がはかられるようになったが,それ以前の 78年にすでに JIS化され,小売業POS (販売時点情報管理) に利用されてきた JANコード (ジャパニーズ・アーティクル・ナンバー・コード) という別体系のバーコードを物流バーコードとして活用する企業もある。輸出用などには ITFコードがそのまま使えることから,ITFが普及するとみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android