犬の尾を食うて回る(読み)いぬのおをくうてまわる

精選版 日本国語大辞典 「犬の尾を食うて回る」の意味・読み・例文・類語

いぬ【犬】 の 尾(お)を食(く)うて=回(まわ)る[=巡(めぐ)る]

  1. ( 犬が自分しっぽをくわえようとして、ぐるぐる回るが、思うようにできないところから ) いくらあせっても思うようにできない。労が多くて、報いることの少ないたとえ。骨折れ損のくたびれもうけ。
    1. [初出の実例]「犬のををくいのやちたび廻る共めぐりあはずはみやつかれまし」(出典:草根集(1473頃)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む