精選版 日本国語大辞典 「犬の穂掛け」の意味・読み・例文・類語 いぬ【犬】 の 穂掛(ほが)け 麦の初穂祭。刈初めの麦の穂三本を、畑か家の軒下につるす。稲の穂掛けより一段低く見たための名称であるが、弘法大師が唐から麦の種子を盗み帰るとき、それをとがめた犬が主人に殺され、その霊をまつるのだという由来談が結びついている場合が多い。〔分類農村語彙(1947‐48)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例